実は茨城県はウェブサイトで、とても興味深い統計情報を公式にたくさん公開しています。
TwitterやFacebookページも開設していて、とてもやる気がありますね。
で、色々データをみていたのですが一部グラフもありますが、数字がぶわぁーーと書いてあってもぴんと来ないので、視覚化したいなぁと思い久々にウェブ上でデータビジュアライゼーションを行うのに最適なD3.jsを触ってみました。
グラフ化したら面白そうなデータがないかなー、と思っていた所で興味深いデータを発見!
上記ページの中にある「第4表 各回国勢調査による年齢3区分人口の推移」というエクセルファイルをグラフにしたら面白そうだと思い試してみました。
データとしては3区分だったのですが、途中から寿命がのびたからか75歳以上が追加されたので、65歳以上から75歳以上を引いて65-74歳のというデータを作って4区分にしています。
実際のグラフは以下になります。(PCだとロールオーバー、スマホ・タブレットだとタップすれば変化します)
上記グラフはインタラクティブな動作として以下の特長を持っています。
- 各年の棒グラフにロールオーバーすると下の円グラフとそれぞれの値もそれにあわせて変化する
- どの棒グラフにもロールオーバーしていないと、全ての年の数字を合算した円グラフと数値になる
- 円グラフの各色にロールオーバーすると、上の棒グラフがその色の年代だけになる
と言葉で説明してもいまいちわからないので(^_^;)実際にキャプチャをいくつかとって特長的なところをご紹介します。
人口区分の比率が大きく変わっている
まずは以下の画像は大正9年のグラフです。
続いて平成22年のグラフです。
14歳までが37%から14%へとがっつり減っているのに対して、65歳以上がめっちゃ増えてますね。
人口全体が2倍以上になる14歳までは現象し75歳以上は15倍以上に
それでは今度は14歳までに限定した各年毎の棒グラフを見てみます。
しばらくは増加傾向がありますが、昭和30年くらいから減少傾向があり最終的に平成22年では、大正9年の20%減というところでしょうか。全体の人口は2倍以上になっているのに。
なんと増加は15倍以上です!時代背景などもろもろあり長生きになったこともあると思いますが、ものすごい増加率です。
といったように視覚化(ビジュアライゼーション)すると、数字だけ見ているより直感的に理解でき色々気づきやすくなります。じっくりみていくと、第1次第2次ベビーブームも数字として顕著に現れていたりともっと色々なことが分かるかと思います。
さらに、インタラクティブなアニメーション付きで見せることによって、データの変化の仕方もより分かり易く実感しやすくなるのかなぁと。(グラフをもう一度掲載)
前々から興味はあったのデータビジュアライゼーション、本格的に突っ込んでみても面白そうですね。