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とあるサイトの会員事業所情報がtableで組まれている情報をMovableType.netのウェブページとして移行する必要がありました。

今回はその時の移行手順をメモしてみます。

おおまかな手順は以下になります。

  1. ウェブ上のテーブルの表の部分をコピー
  2. エクセルに貼り付けてファイル名を追加などその他調整も行ってCSVで書き出す
  3. CSVループコンバータというソフトでMT形式の雛形とCSVファイルを読み込ませてファイルを生成
  4. テキストエディタでUTF-8で保存する
  5. MovableType.netで読み込む

まず、現状のウェブサイトのテーブル部分を選択してコピーします。

次にその状態でエクセルに移動し、最初のカラムを選択した状態でペーストします。

そうするといい感じにセルに分かれて貼り付けられます。ここで2つのセルに分かれたりなどすることもあるのでその辺は調整します。

さらに、ウェブページのベースネーム部分を追加します。一つ一つ入力してもいいですし、それほどこだわりなく量も大量であれば数字にすると簡単です。

続いてCSVファイルとして書き出します。

ここからはMovableType.netに読み込める用にMT形式に変換する作業を行います。

ウェブページの形式データの雛形を作り、そこにCSVのデータをループで読み込ませ1つのファイルを作成する、という方法になるのでWindows用のCSVループコンバータというソフトを利用します。

ということで、まずウェブページの雛形として以下のようなファイルを用意します。

[start::][end]はCSVループコンバータが認識するための記述で、[insert:3]といった記述は、CSVファイルの何列目を読み込むか?を指定しています。
タイトルやカスタムフィールドで作った各項目をそれぞれ対応させています。

今回はフォルダ毎に読み込みを行うため、フォルダ名はこのタイミングで手動で変更します。

続いてCSVループコンバータで処理を行うのですが、テンプレートは先程用意した雛形を、CSVは書き出したCSVファイルを、出力先は出力するファイル名を指定します。これで実行を押すとファイルが生成されます。

ですが今回Macで読み込もうとすると普通に文字化けしてしまうので、

秀丸などのテキストエディタで開き、UTF-8で保存します。

これで文字化けのしないMT形式のファイルができたので、後はインポート画面から読み込むだけです。

以上ウェブのテーブル形式のデータをウェブページとして一気にMovableType.netに読み込むという方法でした。今回は800件ほどのデータがあったので手作業でやっていたら何時間あっても足りません(^_^;)

データの調整が今回のは結構必要だったのですが、それでも2時間くらいで終わったでしょうか。