20年近く前に縁があって展示会での説明員をしたこともあり、ECLIPSEのタイムドメインスピーカーがずっと気にはなっていたのですが、今回デスクトップスピーカーとして昨年発売されたエントリーサイズのTD307MK3を購入してみました。
タイムドメインは元々のコンセプトが非常に面白く、一般的なスピーカーは箱を鳴らしてなんぼ、という概念とは真逆で余計な振動はさせずに原音を忠実に再現する、というものです。
当時の記憶を思い起こしてみると、スピーカーケーブルも一般的には太い方が良い音とされているけど、このスピーカーは細い方が良い音になる、というところも面白かったです。
ということで、早速届いたものはこちら。サラウンド用のセットもあるくらいでバラ売りなので2本買っています。
手に持ってみるとこんなサイズ感です、小型ながらもしっかりとしています。
スピーカー・ユニットは6.5cmコーン型フルレンジでグラスファイバー製です。前のモデルではグラスファイバーは上位機種にのみ採用されていたので、今回はより上位機種の小型版という感じです。
後ろからみるとこんな感じ
スピーカーケーブルをスッキリさせることもできるような構造になっています。
保護ネットをつけて置いてみるとこのような感じに、、
実際の音について
現時点では小型のオーディオアンプFX-AUDIO- FX152J PROで鳴らしていますが、以下のような感想です。
- 音の定位もはっきりとして中高音がとても気持ちよく聞こえる
- 再生周波数帯域が80Hz~25kHzなので、低音が不足気味(アンプの方でBASSをちょっと強めにして良い感じにはなる)
- 音が良い意味でキレてる印象
このスピーカーのサラウンドセットはウーファー付きなのでメインに使うには少し低音不足なのは仕方ないかなと思います。
もし低音を標準で求めるなら、上のクラスのTD508MK3以上を選択すると良いかもしれません。
環境改善に関してはアンプや他社製のサブウーファーも含めちょっと検討してみたいと思います。久々にオーディオ沼に入り込みつつあります(^_^;)