WF-1000XM4の左側の電池の持ちがノイズキャンセリングオンの場合1時間程度しか持たなくなりました。
調べてみると左右極端に違う場合は保証期間外でも無償修理の場合がある、、が有償の場合もある、、という感じで微妙なところだったので最近発売されたばかりのAirPods4のノイズキャンセリングモデルをAmazonのキャンペーン時に購入しました。
なぜAirPods4(ノイズキャンセリングモデル)にしたか?
- レビューを見ると音質が良さそうだ(低音を除けばAirPodsPro第2世代と同等というレビューもあった)
- カナル型は耳への圧迫感がやっぱりちょっと、、
- インナーイヤー型でノイズキャンセリングは初めてで興味あり
- iPhoneやMacへの接続(切り替え)がスムーズ
という感じでしょうか。
実際に届いたものはこちら
AirPodsPro第一世代も持っている(娘が利用中)のですが、イヤーチップがない分?Proに比べてケースがコンパクトですね。
装着感について
カナル型に慣れていたので、落ちたりしないかな。。と心配だったのですが、かなり研究されているようで、軽く耳に入っているだけなのに全く落ちる気配を感じないくらい安心して利用できそうです。
耳に詰めてる感じがないので、実際に3時間程付けっぱなしにしてみましたが、特に疲れませんでした。
後はノイズキャンセリングをオンにしていてもある程度外の音も聞こえるので、精神的圧迫感もありません。
2024.11.13追記
耳から落ちてしまったのが2度ほどあったので、そのパターンを紹介
- 歯磨き後のぐじゅぐじゅぺっ、のぺっのタイミングで左耳が落ちた。結構下を向いた状態だった。
- 薬を飲むときに上を向いたタイミングで右耳が落ちた。かなり上を向いた状態だった。
どちらも極端に上を向く、下を向く状態だったので仕方がないとは思います。歩いていて落ちたことなどはありません。
後は歯磨きのときに、流していた水の中に落ちてしまったのですが、耐汗・耐水仕様(防汗・防水性能ではない)だったおかげで、無事でした。最初はノイズキャンセリング用のマイクに水が入ったせいか、ノイズキャンセリングの音が少しおかしかったですが、乾いたら問題なく戻りました。
音質について
実際に利用してみたところ、予想をいい意味で裏切る結果となりました。
- 思った以上に音の広がりを感じることができたし音質も十分だった
- AirPodsProの存在意義が薄れるくらい(新しい聴力サポートくらい?)
- カナル型のときはイヤーチップのフィット具合で低音の強さが変わったので期待していなかったが、びっくりするくらいの低音がでた(どういう構造だよ、技術力にビビった)
- 音質としてはWF-1000XM4の方がちょっとだけ良かった気もする(気のせいかも知れないくらい)
過去に色々なヘッドフォンも使ってきましたが、このコンパクトさでこの音質は正直意味がわからないレベルでした。
ノイズキャンセリングについて
まだ電車などで利用できてませんが、ノイズキャンセリングも想像していたよりも良かったです。
- 洗濯機が回る洗面所で試したところ、洗濯機の音も軽減されたし、換気扇の音はほぼ聞こえなくなった
- 低音などノイズに近い音はかなり消える
- 外を歩いてみても車のロードノイズなど軽減された
これまた、耳に詰まっているカナル型じゃないのに結構な効果があってびっくりしました。もちろんカナル型の方が効果が高いのは間違いないのですが、実用十分なレベルです。
2024.11.13追記
出張があったので実際に様々な環境でノイズキャンセリングを試すことができました。
- 電車での利用:カナル型よりは効果は薄いが音量を上げずに十分音楽を聴けた。耳に詰まってない分アナウンスなども聞こえるのは利点。
- 飛行機での利用:ゴーという音は聞こえるがそれでもかなり軽減されているため、音量を上げずに十分音楽を聴けた。
飛行機の中でも十分実用レベルでした。
空間オーディオについて
AppleのTVアプリなどでは、空間オーディオが利用できるのですが映画や動画をみるときに非常に良い体験ができます。
対応しているアプリでは自動的に空間オーディオになります。iPhoneで試したところ、AppleのTVアプリとAmazon Prime Videoでは自動的にヘッドトラッキングモードになり、頭を別の方に向けても常にiPhoneのある方からステレオで音が聞こえてくる、という状況になります。
耳を圧迫しないつけ心地と相まって本当に空間から音がでてるような感じになります。子どもたちにも試させたところ「映画館みたい!」とびっくりしてました。
モードに関してはiPhoneのコントロールセンターの音量を長押しすると、AirPodsの設定を呼び出せます。ノイズキャンセリングと会話感知のオンオフ、空間オーディオの設定ができます。
空間オーディオでの設定では3つから選べます。
- オフ ⋯ 何も変更を加えていないプレーンな音になります
- 固定 ⋯ ヘッドトラッキングをしない状態の空間オーディオでオフよりも広がりのある音になります
- ヘッドトラッキング ⋯ 常にiPhoneの方で音がなる空間オーディオになります
これはいつでも設定できるので、例えばYouTubeアプリをヘッドトラッキングモードで視聴する、ということもできます。
個人的には音楽を聴く時には、空間オーディオを固定でオンにするのが好みです。
会話検知機能について
会話検知機能をオンにすると、人の話し声が聞こえると音量が自動で小さくなり、外部音取り込みが自動的にオンになります。
実際に自分が話た場合でも動作を確認でき、声が聞こえなくなると元の設定に戻る、という優秀な機能でした。
これで話しかけられてもいちいち音楽を止めなくても対応できます。
iPhoneとMacの接続切り替えについて
これも思った以上にスムーズでした。
- 装着するとiPhoneには自動接続し、Macでは接続するか?の通知が表示され簡単に接続できる
- Macに接続した状態でもiPhone側で音楽を再生するとMac側ではiPhoneに移動しましたという通知が表示され自動的にiPhoneの音が再生される(今の環境MacOSがVentureなので最新にすれば少し変わるかも?)
という感じで複数デバイスの切り替えがスムーズなのは、非常に快適だと思いました。
以上、かなり大絶賛な記事になってしまいましたが、学生の頃からオーディオ関連にそこそここだわってきた身としてもオススメできると思います。