前に、Macの画面収録に関する記事を書いたことがあるのですが、今回は EaseUS RecExperts for Mac をご提供いただいたので実際に使ってみてレビューしたいと思います!
正直なところこういった関連のソフトは開発元が怪しげなケースが多いのですが、開発会社のサイトをみるとサイト自体の見た目も内容も非常にしっかりしているし、ソフトウェア自体も便利そうだったのでレビューを受けてみました。
EaseUS RecExperts for Mac でできること
このソフトウェアでできることは以下になります。
- Macのフル画面、特定のウィンドウ、指定した領域を録画できる
- 画面収録と同時にコンピューター内の音声とマイクの音を両方録音できる!
- 外付けのデバイスの録音なども可能で柔軟に使える
- 時間を指定して録画ができる
- iPhone、iPadの画面収録も無線で可能
- エクスポートが簡単でGIFアニメにも通常の動画にも書き出せる
価格
トライアル的な機能制限のある無料版もありますが、通常の価格は以下になります。
- 1ヶ月ライセンス:2,390円(税込2,629円)
- 1年間ライセンス:5,990円(税込6,589円)
- 永久ライセンス:9,590円(税込10,549円)
という感じで、3つあるのですが日常的に使うなら確実に永久ライセンスを購入することになるかと思います。
インストールしてソフトを起動してみる
インストールもしくは起動時に?(無料版インストールしたときに行ったので若干忘れました^^;)あわせてMac内で仮想オーディオデバイスと扱えるソフトもインストールすることになります。
インストール後、ソフトを実際に起動してみるとシンプルに以下のウィンドウが表示されます。それぞれアクセス権限などは聞かれるとは思います。例えば、スクリーンを対象にする場合はシステム環境のプライバシーで許可する、など必要になります。
ビデオ編集で何を対象にするか?オーディオ編集でどのデバイスを対象にするか?などが選べます。
Macの画面収録をしてみる
実際にMac画面録画をする場合、スクリーンのサイズを以下から選択できます。
- カスタム
- フルスクリーン
- 960x720
さらにカスタムの場合、録画範囲として指定した領域か特定のウィンドウかを選ぶことができます。
特定のウィンドウを選んだ場合はそのウィンドウが裏側にいっても録画されるという便利仕様です。
録音の対象としては、マイクだけ、コンピュータ内の音だけ、マイクとコンピュータ内の音の両方を選択できます。
で、実際に画面収録してみた動画は以下になります。
設定としては画面内の特定のエリアで録画、マイクとシステムサウンドを録音にしたので、話している声と動画のBGMが両方聞こえていると思います。
色々実験してみたところ、処理の負荷によってfpsが変わってくるようで、上記は4k動画を再生しているからか22fpsくらい、特定のウィンドウを常に録画にすると15fps、ブラウザのみだと30fpsとなりました。
今回試したマシンは都合により8年くらい前のマシンなのですが、最近のマシンでやればフレームレートの問題はなさそうです。(後でメインマシンが戻ってきたら試してみたいと思います。)
定時録画機能
定期的に自動録画をする、という機能もあり、録画開始時刻と録画時間を指定することができます。私には利用用途が思いつきませんが^^; 何かしら定期的に画面を録画する必要がある、というときに使うのでしょうか。
iPhone、iPadの画面収録をWiFiで行う
Mac側からAirPlay機能を利用して画面収録を行う、ということも可能です。実際にiPadの画面を録画したものは以下になります。
iPad側でAirPlayで接続が必要になります。
WiFiのためフレームレートは結構落ちますが、iPadでの画面操作を収録したいだけなら軽くもなるし問題はないのではいでしょうか。
そういった用途ならiPhone 画面収録ソフトとして使えると思います。
GIF動画の書き出しについて
このソフトウェアでは収録した動画をmp4以外にもGIF動画としても書き出せますが、一般的にファイルサイズが大きくなりがちなので利用時は時間と容量は気にしたほうが良いです。
GIFとして書き出すときに解像度を選べるので、小さめにすれば容量はだいぶ落とせるかと思います。
オンラインセミナー動画を手軽るに作る、といった場合などマイクとMac内の音を同時に録音しつ画面収録ができる、ということで結構オススメなソフトだとは思います。
無料版でも同時録音ができ、使い勝手など試せますので興味があればぜひお試し下さい(^^)
WIndowsをお使いの方は、より機能の多いWindows版があるのでそちらもご覧ください。
録画中にテキスト、先、矢印、画像を入れるなどできるのがちょっとうらやましい、、後ゲームレコード機能も気になりますね。。