iPhone 13 Proの手ブレ補正はセンサーシフト式でかなり良い感じで撮影できるのですが、これにジンバルを組み合わせたらさらに良いのではないか?と思い、スマホジンバルの最新版DJI OM5を購入しました。
対応スマートフォンにiPhone13シリーズはありませんが、12とそんなに変わらないから大丈夫だろう、、と思ったところ予想通り問題ありませんでした!
DJI OM5の特徴
OM5は以下の特徴があります。
- 3軸ジンバルによる安定した撮影が可能
- めちゃくちゃ軽量化され小型になり持ち歩きやすくなった
- マグネット着脱式で簡単にセットアップ
- 延長ロッド内蔵
- ActiveTrack4.0になった(自動追尾などする機能)
他にもソフトウェアによるいろいろな機能がありますが、小型になったことは非常に重要です。後ほど比較画像をのせますが、Osmo Mobile2は持ち歩く気にはなれなかったので、、^^;
開封など
Amazonで買ったので翌日には届きました。箱の時点で結構小さいです。
本体の下には、磁気に対応したクランプと三脚、ストラップにケーブルが入っています。
本体を手に持ってみると折りたたまれた状態がめっちゃくちゃコンパクトで軽いです、292gしかない。
Osmo Mobile2と比較してみるとその大きさの違いに驚きます。
実際にiPhone13Proをつけ起動してみるとこんな感じ、一般的な他の三脚にもつけることができます。
延長棒を伸ばすとこんな感じ。20cmほど延びるので自撮りやちょっと高いアングルからの撮影に使えます。
操作感と実際の撮影動画
専用アプリを使わなくてもジンバルとしては普通に機能するのですが、専用アプリDJI Mimoを使いBluetoothで接続すると、様々なことができるようになります。
手元の物理ボタンでは以下のような操作ができます。
- Mボタン:電源、写真モードと動画モードの切り替え、スタンバイモード、FPVとフォローモードの切り替え
- シャッター/録画ボタン:撮影開始、停止などができる
- 切り替えボタン:1回で前面と背面のカメラを切り替え、2回で縦向きと横向きを切り替える
- ジョイスティック:ジンバルの向きを変える
- ズームスライダー:段階的にも連続的にもズームができる
- トリガー:ロックモードなど切り替えられる
ジンバルの向きの変更や録画ボタンもそうですが、ズームが連続的にできる、というのが非常に便利です。標準のカメラアプリでやろうとすると、段階的もしくはピンチアウトによるズームになってしまいます。これがなめらかにできるのはとても良いです。
操作感もスマホを触ることなく色々できるので、非常に撮影がしやすいです。
以下は実際にOM5にiPhone13 Proをのせて撮影した動画です。
iPhone13のカメラが夜に強い、マイクの性能がすごいというのも感じるのですが、非常になめらかな動画になっています。最後の地面スレスレの動画にジンバルが写り込んでしまっていますが、スマホの取り付ける向きを工夫すれば問題ないかと思います。
以上iPhone13Proをフル活用にするには、DJI OM5は非常に相性が良い組み合わせだと思うので、常に持ち歩くことになりそうです!
個人的にはスマホのジンバルでこれ以上のものは作れないのではないだろうか、、というぐらい大きさ的にも完成されたものかなと思いました。